練習内容

小念頭(ショウネントウ)

詠春拳の最初でそして基本となる型です。詠春拳の全ての手の技が含まれていると言われています。詠春拳の達人である叶問 (イプ・マン)の教えでは「念頭不正、終身不正」があり、「小念頭を正しく習得しないと、詠春拳は一生習得できない」と私が理解しておりますが、如何に「小念頭」が重要であることが分かります。

尋橋(チョンキュー)

小念頭を習得してから学ぶ次の型です。主にステップ(足の動き)を中心にして、手、腰、足を連動できるようになる内容です。相手と接触する部分を拳法では良く「橋」と言い、要するに相手の動きを探知できる部分であると伝わっています。

黐手(チーサオウ)

詠春拳の一番重要な部分です。英語では「Sticky Hands」と言われてるように、相手と手と手をくっ付けて練習します。相手から攻撃を受けた際に、力に任せるのではなく、相手の力を感じ、それを受け流し、相手をコントロールしながら、技の入れ方を練習する方法です。黐手は片手と両手の練習の二種類があります。

パンチと蹴り方

ミット打ちなどで、中国拳法の独特な縦拳を学びます。ボクシング、キックボクシングなどではパンチが縦ではなく、横になっていると思いますが、縦拳のメリットとしては背筋、腰、そして足の力をより効率よく拳に伝わり、正しく使用できるようになれば、 小柄でも強いパンチが出せます。

対人戦(スパーリング)

対人戦の練習はご希望の方のみが対象と考えており、そして勝負ではなく、技の使い方をより効率よく習得できるようにする練習です。

練習中の注意事項

・靴と服装:怪我防止のために、練習用の靴を履くことをオススメします。屋内の場合、土足禁止ですので、専用の靴をご用意ください。服装は動きやすいもので結構です。

・スポーツ保険:常に安全で怪我のない様に練習することを心がけていますが、格闘技ですので、万が一のことを考慮して、スポーツ保険の加入をオススメします。

・器具/防具:オープンフィンガーグローブ、レガース、ファールカップなどは各自で用意してください。器具のお選びに悩んでいる場合にはインストラクターへお申し出ください。お勧めのものをご紹介します。

・貴重品:貴重品は各自で管理することです。紛失になった場合は責任を負いませんので、予めご了承ください。

・休憩/飲み物:特に夏場では水分補給/休憩は私も注意してアドバイスいたしますが、原則として各自の判断で行ってください。


© 2018  BS Wing Chun。 東京都日野市南平
Powered by Webnode
無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう